ディスプレイの色再現性について
画像の色再現は 被写体などの現画像から 再現画像を作成することです。通常 Color matchingにより作成され 以下の2つの方法があります。
1: 分光Color matching
現画像色と再現色の分光特性を一致させる色再現方法。物理的に正確な色の再現を実現でき 任意の条件化で等色が保障されます。
2:条件等色Color matching
一定の条件化で 人の視覚特性を利用し 色の見え方を一致させる方法。条件が変われば、等色は保証されず、その色再現の正しさは狭い限定的なものになる。既存の赤、緑、青で表現される色表現は条件等色Color matchingを使用しています。
しかし分光Color matchingは、実現が困難であり、現在のColor印刷、写真、ディスプレイは、全て条件等色Color matchingを使用しています。透過型LCD、有機EL、プラズマディスプレイは3原色を人間の目の特性に特化して表示するため 分光Color
matchingによる 表示ができていないのが現状です。絶対的な色数の不足が原因です。
分光Color matchingによる色再現は実現不可能であると言われてきました。特殊な実現例として、Lippmann Color写真があります。微細な(〜0.05μm)なハロゲン化銀(AgX)粒子を用いたColor写真で、写真乳剤層中で入射光と反射光との干渉により得られる黒白写真像を利用して実現しています。装置が複雑であること、再現画像が不安定であることから、実用化されていません。
しかし、分光Color matchingによるDisplayは人間の色知覚の個体差をなくし あらゆる条件で絶対的な色再現を実現できます。分光画像データは 衛星画像データ、絵画のアーカイブデータとして 既に存在しています。次世代の画像表示技術として 分光画像表現技術が これら既存データの表示技術として求められています。
光エネルギー研究所は分光画像表示技術を 現実に実現可能な技術と考えています。またその具体的実現方法を
次世代 LED Backlight技術の応用として提案します。分光画像処理はR,G,B色表現技術から分光画像表現技術にパラダイムシフトを可能にします。又、光の全波長エネルギーの同時有効利用(Backlightのエネルギーを全可視光波長を100%利用する技術:分光Backlight)により 超高輝度Displayを実現します